コヨウテイのつぶやき

コヨウテイ

2010年06月30日 08:00

こんにちは~(^.^)コヨウテイです(*^。^*)



大祓(おおはらえ)は、6月と12月の晦日
(新暦で は6月30日と12月31日)に行われる
除災行事です

犯した罪や穢れを除き去るための祓えの行事で
6月の大祓を夏越の祓(なごしのはらえ)
12月の大祓を年越の祓(としこしのはらえ)といいます



701年の大宝律令によって正式な宮中の
年中行事に定められたようです
この日には、朱雀門前の広場に親王


大臣(お おおみ)ほか京(みやこ)にいる官僚が
集って大祓詞を読み上げ、国民の罪や穢れを祓ったそうです



衣服を毎日洗濯する習慣や水などのない時代
半年に一度、雑菌の繁殖し易い夏を前に新しい物に
替える事で疫病を予防するという意味があった
そうです

1871 年(明治4年)には、全国の神社で行われるようになり
戦後には「夏越神事」「六月祓」 の称も一部では復活し、現在に至るそうです

「水無月(みなづき)の 夏越の祓い する人は 
          千歳(ちとせ)の命(よわい) 延ぶといふなり」


と伝えるように、夏越の祓をする人は千年の命を保つと
云うほど信念的に行われた行事だそうです



また、夏越の祓では多くの神社で「茅の輪潜り
(ちのわくぐり)」が行われます
これは、氏子が茅草で作られた輪の中を左まわり
右まわり、左まわりと八の字に三回通って穢れを
祓うものだそうです

「母の分 もひとつくぐる 茅の輪(ちのわ)かな」

と、小林一茶が詠んでいます

ご神前に置かれたかや(茅)を束ねて作った輪を
くぐれば
災厄からまぬがれるという言い伝えです
また、この輪はくぐり抜けることによって災厄を
まぬがれる風習で


くぐり返ってはならないというしきたりがあるそうです

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